ネットフリックスで配信されている映画「ハーフ・オブ・イット」を観た。
舞台はアメリカの田舎町。
エリーは中国人の女子高校生。鉄道員の娘。
成績は優秀だが、白人ばかりのハイスクールのスクールカーストでは最底辺。
アスターは美人で頭がよく、スクールカーストでは上位。牧師の娘。
地元にお金持ちの同級生の許嫁がいるが、本当は地元を離れて美大に行きたい。
ポールはハイスクールでアメフト部に所属しているが補欠。肉屋の息子。
体は大きくて気のいい男だが、教養はなく口下手な自覚がある。
ポールはアスターに恋をしたが、無教養な彼はアスターに気の利いたラブレターが書けない。
ポールは、いつも他の生徒のレポートを代筆をしていたエリーに、アスターへのラブレターを書いてほしいとお願いする。
エリーはラブレターの代筆を引き受ける。
ポールのふりをしてラブレターをアスターと交換していると、文学・美術・映画の趣味が合うことが分かり、
エリーはアスターとのメール交換に夢中になっていく。
実は、エリーはアスターに、ほのかな同性愛を感じていた。
やがてエリー、アスター、ポールの三人の交流は、新たな人生の目覚めへと繋がっていく。
より良い絵を描くために、今まで描いてきた絵を白く塗る青春物語だ。